「触れること」は肌にとっての栄養です

からだ

こんにちは。リラクゼーション整体ほとりです。

前回は、タッチング(触れること)が心や身体にどのような影響を与えるかをお伝えしましたが、今回は表面の皮膚に注目してみようと思います。

■ 皮膚は“感じる臓器”と言われています

私たちの肌には、触覚や温度、痛みなどを感じる感覚受容器がたくさん存在しています。
このセンサーがあるからこそ、やさしく撫でられたとき「気持ちいい」と感じたり、
手のぬくもりに「安心する」と感じたりできるんです。
お肌はただの「外側」ではなく、心とつながる大切な入り口なのではないかと思っています。

■ タッチングは肌のバリア機能をサポートします

やさしいタッチには、皮膚にとってもうれしい効果があります。
それが「バリア機能のサポート」
私たちの肌は、外からの刺激や乾燥、菌などから身体を守ってくれる“バリア”のような働きをしています。しかし、ストレスや冷え、加齢などによって、このバリア機能が弱くなることも。

オイルなどを使って、あたたかくやさしい手で触れることで、
血流が促され、皮膚のターンオーバーも整いやすくなります。
また、保湿や潤いを保つ力が高まり、肌本来の力が引き出されていくのです。

■ 手のひらの温もりは、肌の緊張をほどくカギ

肌は、こころの状態をとても敏感に映し出します。
ストレスや不安が続くと、皮膚の血流が滞り、乾燥やくすみ、硬さとなって現れることも。
やさしく、あたたかいタッチングは、乾いた土にやさしく水をあげるようなもの。
皮膚の緊張をゆるめて、本来のしなやかさを呼び戻してくれるのではないかと思います。

■ タッチングは“肌にふれるカウンセリング”

私たちの手がふれるとき、実は“肌が応えてくれる”瞬間があります。
「冷えているな」「疲れているな」「今日は敏感になってるかも」…
そうした肌からの声を感じ取りながら、施術を行うことで、その方に今いちばん必要な癒しを届けることができます。

リラクセーション整体ほとりでは、オイルケアやもみほぐしを通して、
“肌にもやさしく、心にも深く”届くようなタッチングを大切にしています。
肌にふれることは、ただの技術ではなく、
その人自身に「あなたを大切に思っています」と伝える行為だと私は思っています。

ぜひ一度、あなたの肌で、心で、感じてみてくださいね。